免責事項・利用規約

最終更新日:2026年9月6日 編集責任者:篠原 直人

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オンラインカジノを利用した賭博は犯罪です!|警察庁Webサイト
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日本国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪です! | 消費者庁
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報酬額は評価の配点に含めていません。採点方法と収益の扱いは編集方針と評価基準で公開しています。

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著作権

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責任あるギャンブル

オンラインギャンブルは、余裕資金の範囲で楽しむ娯楽です。生活費や借入金を使う、負けを取り返そうとして入金を繰り返す、といった状態は、すでに娯楽ではありません。

各都道府県の精神保健福祉センターでは、ギャンブル依存に関する無料の相談を受け付けています。本人だけでなく、ご家族からの相談も可能です。詳しくは責任あるギャンブルのページをご覧ください。

運営者情報

項目内容
サイト名カジノオンラインジャパン
URLcasinoonlinejapan.jp
編集責任者篠原 直人(しのはら なおと)
連絡先info@casinoonlinejapan.jp
運営形態アフィリエイト広告による運営
対象読者日本語でオンラインカジノの情報を探している20歳以上の方

※ 運営会社の法人情報は確定しだい追記します。未確定の情報を記載することはしません。

免責の意味と役割

「免責」は、本来負うはずの責任の全部または一部を免れることを意味します。ウェブサイトやサービスの「免責事項」は、運営者がどの範囲まで責任を負い、どの範囲は負わないのかを、利用者に事前に示すための文書です。

ただし、免責事項に書いたことがそのまま法的に有効になるとは限りません。日本の法律には、運営者側が一方的に責任を逃れる条項を無効にする仕組みがあります。免責事項の役割と限界は、分けて理解する必要があります。

免責事項が果たす3つの役割

  • 期待値の調整:情報が古くなる可能性、保証できない範囲などを事前に伝え、利用者が情報をどう扱うべきかを示します。
  • 責任範囲の明確化:運営者が管理できるもの(自サイトの記述)と、管理できないもの(リンク先の外部サイト、第三者のサービス)を区別します。
  • 紛争時の参照点:トラブルが起きた際に、事前にどのような説明がされていたかを確認する材料になります。

一方で、免責事項は「書いておけば何があっても責任を負わなくてよい」という魔法の文言ではありません。とくに相手が消費者の場合、法律が免責の範囲を制限しています。

ポイント

  • 免責事項は、責任をゼロにする道具ではなく、責任の範囲を説明するための文書です。
  • 法律で無効とされる免責条項は、書いてあっても効力を持ちません。
  • 当サイトの免責事項も、法令上許される範囲で適用されるものです。

よくある誤解

免責事項については、運営者側にも利用者側にも誤解が見られます。代表的なものを整理します。

誤解実際
「一切の責任を負いません」と書けば、すべての責任を免れる消費者との契約では、責任の全部を免除する条項は消費者契約法により無効となります。
免責事項があるサイトの情報は、信用しなくてよいという意味だ免責事項は、情報の限界を正直に示すためのものです。情報の価値そのものを否定するものではありません。
免責事項がないサイトは、すべての責任を負う免責事項の有無にかかわらず、責任の有無は個別の事情と法律にもとづいて判断されます。
利用者が読んでいなければ、免責事項は関係ない契約の内容になるかどうかは、表示の方法や合意の有無によって判断されます。読んでいないことだけで一律に無関係になるわけではありません。
海外のサービスには日本の法律は一切関係ない準拠法や裁判管轄の問題が生じます。日本の消費者保護の規定を主張できる場面もありますが、実際の手続きには大きな負担がかかります。

「責任を負わない」と「責任がない」は違う

免責事項の多くは「〜について責任を負いません」という形で書かれます。この表現は、運営者の立場からの宣言であり、法的に責任がないことが確定するわけではありません。

最終的に責任があるかどうかは、次のような要素で判断されます。

  • 運営者に故意(わざと)や過失(不注意)があったか
  • 運営者の行為と損害の間に因果関係があるか
  • 利用者と運営者の間に契約関係があるか、あるとしたらどのような内容か
  • 免責条項そのものが法律上有効か

情報提供サイトの場合、利用者との間に有償の契約関係がないことが多く、問題になるのは主に不法行為責任(民法第709条)です。それでも、明らかに誤った情報を故意に掲載した場合などは、免責事項の記載とは無関係に責任が問われる可能性があります。

「注意事項」との違い

サイトやサービスには、免責事項のほかに「注意事項」「利用規約」「プライバシーポリシー」など、似た性質の文書が置かれることがあります。それぞれの目的と対象は異なります。

4つの文書の比較

文書主な目的誰の行動を対象にするか典型的な書き方
免責事項運営者の責任範囲を示す運営者「当サイトは〜について責任を負いません」
注意事項利用者に注意を促す、行動を指示する利用者「ご利用前に〜をご確認ください」「〜はお控えください」
利用規約サービス利用の条件を定める(契約の内容)運営者と利用者の双方「第○条(禁止事項)利用者は〜してはなりません」
プライバシーポリシー個人情報の取扱いを示す運営者「当サイトは、お問い合わせの際に取得したメールアドレスを〜の目的で利用します」

注意事項の性質

注意事項は、利用者が損をしないために、あるいはトラブルを避けるために知っておくべきことを伝える文書です。主語は利用者であり、「確認してください」「控えてください」といった呼びかけの形をとります。

免責事項は、主語が運営者です。「何をしないか」「何を保証しないか」を宣言します。同じ内容でも、どちらの視点で書くかによって文書の性質が変わります。

同じ内容を2つの形で書いた例

  • 注意事項として:「ボーナス条件は変更されることがあります。ご利用前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。」
  • 免責事項として:「当サイトは、掲載しているボーナス条件が最新であることを保証しません。」

実際には、両方を組み合わせて書くことで、利用者にとって分かりやすい説明になります。

利用規約との関係

利用規約は、運営者と利用者の間の契約条件です。会員登録や購入などを伴うサービスでは、利用規約に同意することが利用の前提になります。免責条項は、利用規約の中の1つの条文として置かれることが多くあります。

これに対して、会員登録も購入もない閲覧型の情報サイトでは、利用者との間に明確な契約関係が成立しないことが一般的です。そのため、情報サイトの「免責事項」は、契約条項というより、運営方針の告知という性格が強くなります。

  • 会員制サービス・アプリ:利用規約(契約)の中に免責条項を置く
  • 閲覧型の情報サイト:免責事項を独立したページとして告知する
  • 両方の性質を持つサイト:閲覧部分には免責事項、会員機能には利用規約を用意する

プライバシーポリシーとの関係

お問い合わせフォームやメールで個人情報を受け取るサイトは、個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)にもとづき、利用目的の特定や公表などの対応が必要になります。2022年4月1日に全面施行された改正法により、事業規模にかかわらず、個人情報を扱う事業者には同法の義務が及びます。

プライバシーポリシーは免責事項とは別の文書として作成するのが一般的です。免責事項の中に個人情報の扱いを混ぜると、どこに何が書いてあるか分かりにくくなります。

文書を分けるメリット

  • 利用者が必要な情報を探しやすい
  • 改定時に、どの文書のどこを変えたかを示しやすい
  • 法律ごとに求められる記載事項を漏れなく管理しやすい

完全免責規定は無効

「当社は、いかなる理由があっても一切の責任を負いません」といった条項は、一般に「完全免責条項」と呼ばれます。消費者との契約においては、このような条項は消費者契約法により無効とされます。

消費者契約法第8条の内容

消費者契約法は、事業者と消費者の間の契約(消費者契約)に適用される法律で、2001年4月1日に施行されました。第8条第1項は、次のような条項を無効と定めています。

号無効となる条項対象となる責任
第1号事業者の債務不履行による損害賠償責任の全部を免除する条項、または責任の有無を事業者が決める権限を与える条項債務不履行(全部免除)
第2号事業者の故意または重大な過失による債務不履行の損害賠償責任の一部を免除する条項、または責任の限度を事業者が決める権限を与える条項債務不履行(故意・重過失の一部免除)
第3号債務の履行に際してされた事業者の不法行為による損害賠償責任の全部を免除する条項、または責任の有無を事業者が決める権限を与える条項不法行為(全部免除)
第4号債務の履行に際してされた事業者の故意または重大な過失による不法行為の損害賠償責任の一部を免除する条項、または責任の限度を事業者が決める権限を与える条項不法行為(故意・重過失の一部免除)

つまり、消費者契約では、事業者は「全部免責」も、「故意・重過失の場合の一部免責」もできません。認められうるのは、軽い過失(軽過失)の場合に責任の一部を制限する条項です。

整理すると

  • 全部免除:故意・重過失・軽過失のいずれでも無効
  • 故意・重過失の場合の一部免除:無効
  • 軽過失の場合の一部免除:原則として有効になりうる(ただし書き方に注意。次項参照)

「責任の有無を事業者が決める」条項

2019年6月15日に施行された改正により、「当社に責任があるかどうかは当社が判断します」「賠償額の上限は当社が決定します」といった、事業者に決定権限を与える条項も、全部免除や故意・重過失の一部免除と同じく無効の対象に加えられました。

  • 無効になりうる例:「当社の責任の有無は、当社の判断によるものとします」
  • 無効になりうる例:「当社が過失を認めた場合に限り、責任を負います」
  • 考え方:責任の有無や限度を一方当事者だけが決められると、実質的に全部免除と同じ結果になりうるため

サルベージ条項の無効(2023年6月1日施行)

以前から、「法令に反しない限り、当社は責任を負いません」「法律上許される限りにおいて、賠償額は○円を上限とします」といった書き方が広く使われてきました。これは、無効になる部分を除いて条項を「救済(サルベージ)」しようとする書き方で、「サルベージ条項」と呼ばれます。

2023年6月1日に施行された改正消費者契約法では、第8条第3項が新設されました。軽過失の場合に責任の一部を免除する条項であっても、その条項が重大な過失を除く過失にのみ適用されることを明らかにしていないものは無効とされます。

書き方の例評価
「法令で許される範囲で、当社の賠償額は利用料金の額を上限とします」どの過失に適用されるかが不明確で、第8条第3項により無効となるおそれがあります。
「当社の故意または重大な過失による場合を除き、当社の賠償額は利用料金の額を上限とします」軽過失のみに適用されることが明確で、有効になりうる書き方です。

この改正の趣旨は、消費者が条項を読んだときに、自分がどこまで賠償を請求できるのかを判断できるようにすることにあります。「法令の範囲内で」という言葉だけでは、消費者は法律を調べない限り自分の権利が分かりません。

消費者契約法第10条(一般条項)

第8条に直接当てはまらない条項でも、第10条によって無効になることがあります。第10条は、法律の任意規定が適用される場合に比べて消費者の権利を制限し、または義務を加重する条項で、信義則(民法第1条第2項)に反して消費者の利益を一方的に害するものを無効としています。

  • 消費者からの解約を極端に難しくする条項
  • 事業者が理由を示さずに一方的に契約内容を消費者に不利に変えられる条項
  • 消費者の側だけに過大な立証責任を負わせる条項

これらは、具体的な事情によっては第10条で無効と判断される可能性があります。どの条項が無効になるかは、取引の内容や条項の書き方を総合して判断されます。

消費者契約法が定めるその他の無効条項

免責条項以外にも、消費者契約法は消費者に不利な一定の条項を無効としています。

条文内容の概要
第8条事業者の損害賠償責任を免除する条項など(前述)
第8条の2事業者の債務不履行による消費者の解除権を放棄させる条項、または解除権の有無を事業者が決める権限を与える条項
第8条の3消費者が後見開始の審判などを受けたことのみを理由に、事業者に解除権を与える条項
第9条平均的な損害の額を超える解約料(キャンセル料)、年14.6%を超える遅延損害金を定める条項(超える部分が無効)
第10条信義則に反して消費者の利益を一方的に害する条項

適格消費者団体による差止め

消費者契約法は、内閣総理大臣が認定した「適格消費者団体」が、不当な条項を使っている事業者に対して、その使用の差止めを求めることができる制度を定めています。この消費者団体訴訟制度は2007年6月に始まりました。

実際に、大手事業者の利用規約にある免責条項について、適格消費者団体が差止めを求めた事例が報道されています。完全免責条項は、個々の利用者とのトラブルだけでなく、団体による是正の対象にもなりうるということです。

運営者が押さえるべきこと

  • 「一切責任を負わない」という書き方は、消費者向けでは使わない
  • 責任を制限するなら「故意または重大な過失による場合を除き」と明記する
  • 「法令の範囲内で」だけで済ませない
  • 責任の有無や上限を、運営者が一方的に決められる書き方にしない

当サイトの免責事項の読み方

当サイトの免責事項にある「当サイトは責任を負いません」という記載は、上記の法令上の制限を前提としたものです。法律により免責が認められない場合にまで、責任を逃れることを意図したものではありません。

  • 当サイトは閲覧型の情報サイトであり、利用者と有償の契約を結んでいません。
  • 当サイトの免責事項は、掲載情報の性質と限界を示すことを主な目的としています。
  • 誤った情報にお気づきの場合は、免責事項の記載にかかわらず、ご連絡いただければ確認し、必要に応じて訂正します。

BtoCの場合

BtoC(Business to Consumer)は、事業者と個人の消費者との取引を指します。ウェブサービス、アプリ、ネット通販、オンラインのゲームサービスなど、個人が利用するサービスの多くがこれにあたります。BtoCでは、消費者保護のための法律が優先的に適用される点が最大の特徴です。

BtoCで関係する主な法律

法律免責・規約との関係
消費者契約法不当な免責条項、解約料、一方的に不利な条項を無効とする
民法(定型約款)不特定多数向けの規約が契約内容になる条件、不当条項の排除、変更のルールを定める
電子消費者契約法インターネット上での操作ミスによる申込みについて、一定の場合に錯誤取消しを主張しやすくする
特定商取引法通信販売の表示義務や、最終確認画面の表示などを定める
景品表示法商品・サービスの品質や取引条件について、実際より著しく優良・有利と誤認させる表示を禁止する
個人情報保護法個人情報の取得・利用・第三者提供などのルールを定める

定型約款のルール(民法第548条の2〜第548条の4)

2020年4月1日に施行された改正民法で、「定型約款」に関する規定が新設されました。不特定多数の相手と同じ内容で取引することが合理的な場合(定型取引)に、事業者が用意する規約が定型約款にあたります。ウェブサービスの利用規約の多くが該当すると考えられています。

  • 契約内容になる条件(第548条の2第1項):定型約款を契約内容とすることに合意した場合、または事業者があらかじめ定型約款を契約内容とする旨を相手方に表示していた場合に、個別の条項にも合意したものとみなされます。
  • 不当条項の排除(同条第2項):相手方の権利を制限し、または義務を加重する条項で、信義則に反して相手方の利益を一方的に害すると認められるものは、合意しなかったものとみなされます。
  • 内容の表示(第548条の3):相手方から請求があれば、事業者は遅滞なく内容を示す必要があります。取引前の請求を拒んだ場合、原則として定型約款は契約内容になりません。
  • 変更(第548条の4):一定の要件を満たせば、個別の同意なしに変更できますが、変更の内容や効力発生時期をインターネットなどで周知する必要があります。

規約の変更が認められる要件

「当社は、いつでも本規約を変更できるものとします」と書いてあれば、事業者は自由に規約を変えられるわけではありません。民法第548条の4は、個別の同意なしに定型約款を変更できる場合を、次のいずれかに限っています。

要件内容
利益に適合する変更変更が相手方の一般の利益に適合する場合(例:料金の値下げ、サービスの拡充)
合理的な変更契約の目的に反せず、変更の必要性、変更後の内容の相当性、変更をすることがある旨の定めの有無とその内容、その他の事情に照らして合理的な場合

また、変更する場合は、効力発生時期を定め、変更すること、変更後の内容、効力発生時期をインターネットの利用その他の適切な方法で周知しなければなりません。2つ目の「合理的な変更」の場合、効力発生時期が来るまでに周知しないと、変更の効力は生じません。

利用者としての確認ポイント

  • 利用規約に「最終改定日」が書かれているか
  • 改定時に、変更内容が告知されているか
  • 以前の規約と何が変わったのか、確認できる方法があるか

ネット上の申込みと操作ミス

電子消費者契約に関する民法の特例に関する法律(電子消費者契約法)は、インターネット上の申込みで消費者が操作を誤った場合について定めています。事業者が申込み内容の確認画面などを設けていない場合、消費者は錯誤による取消しを主張しやすくなります。

  • 申込み前に、内容を確認・訂正できる画面があるか
  • 申込みボタンを押すと何が確定するのかが、画面上で分かるか
  • 消費者が自ら確認画面を不要と申し出た場合などは、特例が適用されないことがあります

未成年者との契約

2022年4月1日から、民法上の成年年齢は18歳に引き下げられました。未成年者が法定代理人(親権者など)の同意なしに結んだ契約は、原則として取り消すことができます(民法第5条)。BtoCのサービスでは、年齢確認や保護者の同意の取り方が、規約設計上の重要な論点になります。

なお、民法上の成年年齢と、各種サービスや公営競技などで定められている利用可能年齢は、必ずしも一致しません。当サイトの対象年齢については、前述のとおりです。

海外事業者とのBtoC取引で起きやすいこと

海外の事業者が運営するサービスでは、利用規約に外国法を準拠法とし、外国の裁判所や仲裁機関を紛争解決の場とする条項が置かれていることが一般的です。日本の消費者にとっては、次のような負担が生じます。

論点内容
準拠法法の適用に関する通則法第11条により、消費者は一定の場合に、常居所地(日本)の法律の強行規定を適用するよう主張できます。ただし、適用除外となる場合もあります。
裁判管轄民事訴訟法には、消費者が日本の裁判所に訴えを起こせる場合についての規定があります。ただし、判決を外国で執行するには別の手続きが必要です。
言語日本語版の規約があっても、「英語版が優先する」と定められていることがあります。
相談窓口日本国内の窓口では、海外事業者に対して直接是正を求めることが難しい場合があります。

理論上は日本の消費者保護の規定を主張できる場面があっても、実際に費用と時間をかけて海外の事業者と争うのは現実的でないことが多いというのが実情です。オンラインカジノの利用でも、トラブルが起きた際に日本国内の制度で解決できる範囲は限られていることを理解しておく必要があります。

注意

この項目は一般的な法制度の説明であり、法的な助言ではありません。個別のトラブルについては、弁護士や公的な相談窓口にご相談ください。

BtoBの場合

BtoB(Business to Business)は、事業者同士の取引を指します。システム開発の委託、業務委託、広告取引、法人向けクラウドサービスなどが該当します。BtoBには消費者契約法が適用されないため、契約自由の原則が広く認められます。

BtoCとBtoBの違い

項目BtoCBtoB
消費者契約法適用される適用されない
全部免責条項無効(第8条)直ちに無効とはならないが、公序良俗や信義則により制限されうる
故意・重過失の免責無効(第8条)判例上、効力が否定・制限されることがある
賠償額の上限設定軽過失の場合に限り、明記すれば有効になりうる広く用いられ、合意すれば原則として有効
定型約款のルール適用されうる定型取引にあたれば適用されうる
交渉の余地通常は規約を受け入れるかどうかの選択のみ個別交渉で条項を修正することが多い

BtoBでも免責が無制限ではない理由

事業者間であっても、どのような免責条項でも有効になるわけではありません。次の規定や考え方によって、免責の効力が制限されることがあります。

  • 民法第90条(公序良俗):公の秩序または善良の風俗に反する法律行為は無効です。
  • 民法第1条第2項(信義則):権利の行使と義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければなりません。
  • 民法第548条の2第2項:定型約款にあたる場合、信義則に反して相手方の利益を一方的に害する条項は、合意しなかったものとみなされます。
  • 独占禁止法(優越的地位の濫用):取引上優越した地位にある事業者が、相手方に不当に不利益な条件を押しつけることは規制されています。

重大な過失がある場合の扱い

事業者間の契約でも、故意や重大な過失がある場合にまで免責・責任制限条項を適用することは、裁判で否定されることがあります。よく知られた例として、証券会社の誤発注をめぐる証券会社と証券取引所の訴訟では、取引所側の重大な過失が認められ、免責規定は適用されないと判断されました(東京高等裁判所、2013年判決)。

このように、条項の文言が「一切責任を負わない」となっていても、裁判所は「故意・重過失の場合には適用されない」と限定して解釈することがあります。BtoBの契約書でも、「故意または重大な過失による場合を除く」と最初から明記しておくことが一般的です。

BtoB契約でよく使われる責任制限の要素

  • 賠償の対象を「直接かつ現実に生じた通常の損害」に限る
  • 逸失利益(得られたはずの利益)や間接損害を除く
  • 賠償額の上限を「受領済みの委託料の額」などに設定する
  • 故意または重大な過失による場合は、上記の制限を適用しない
  • 請求できる期間を一定期間に限る

中小企業との取引に関する規制

発注側の事業者が、立場の弱い受注側に一方的な条件を押しつけることを防ぐ法律もあります。従来の下請代金支払遅延等防止法(下請法)は改正され、2026年1月1日から「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」(中小受託取引適正化法、いわゆる取適法)として施行されています。

この法律は代金の支払い遅延や不当な減額などを規制するもので、免責条項そのものを直接扱うものではありません。ただし、事業者間であっても一方的な条件設定には法的な限界があるという点で、BtoB契約を考える際の参考になります。

アフィリエイト取引はBtoB

当サイトのような情報サイトと、広告主やアフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)との関係は、事業者間の取引です。この関係では、広告掲載の条件、成果の定義、報酬の支払い条件などが、事業者間の契約や規約で定められます。

  • 広告主と情報サイトの間:BtoB(事業者間の契約)
  • 情報サイトと読者の間:閲覧のみであれば、通常は有償の契約関係なし
  • カジノ事業者と利用者の間:BtoC(各事業者の利用規約が適用される)

読者が各カジノで登録・入出金・プレイを行った場合、その条件を定めるのは各事業者の利用規約であり、当サイトの免責事項や当サイトと広告主の契約ではありません。当サイトは、各事業者と利用者の間の契約の当事者にはなりません。

広告であることの表示(ステルスマーケティング規制)

2023年10月1日から、景品表示法にもとづく告示により、「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」が不当表示として規制されています。いわゆるステルスマーケティング規制です。

項目内容
規制の対象広告主(事業者)の表示であるのに、第三者の中立的な意見のように見せる表示
規制を受ける主体表示を行う事業者(広告主)
表示の方法の例「広告」「PR」「プロモーション」などの記載で、事業者の表示であることを明瞭にする
施行日2023年10月1日

当サイトが広告を含むことは、前述のアフィリエイトに関する説明のとおり、ページ上で明示しています。報酬の有無と評価の関係についても、編集方針と評価基準のページで公開しています。

免責事項の具体的な例文(テンプレート)

ここでは、ウェブサイト・ブログ向けの免責事項と、サービス・アプリ向けの利用規約について、構成と例文を紹介します。前述の消費者契約法の改正を踏まえ、無効となりやすい書き方を避けた形にしています。

テンプレートを使う前に

  • 以下は一般的な構成例であり、すべてのサイト・サービスにそのまま当てはまるものではありません。
  • 実際の運営内容(有料か無料か、会員登録の有無、個人情報の取得の有無など)に合わせて修正してください。
  • 有料サービスや、トラブルの影響が大きいサービスでは、弁護士などの専門家の確認を受けることをおすすめします。
  • 【 】内は、各サイト・サービスの内容に置き換える部分です。

1. Webサイト・ブログの免責事項

閲覧型のウェブサイトやブログでは、会員登録や決済がないことが多く、免責事項は「情報の性質」「外部リンク」「広告」「著作権」などを中心に構成します。

基本構成

項目記載する内容必要度
情報の正確性正確性・最新性を保証しないこと、確認時点を明示していることほぼ必須
損害についての考え方情報にもとづく行動の結果についての考え方(故意・重過失の除外を明記)ほぼ必須
外部リンクリンク先サイトの内容やサービスについての責任範囲リンクがあれば必須
広告アフィリエイトなどの広告を含むこと広告があれば必須
著作権・引用掲載コンテンツの権利の帰属と、引用のルール推奨
コメント・投稿読者の投稿の扱い、削除の基準投稿機能があれば必須
改定免責事項を改定することがあること、改定日の表示推奨
連絡先誤りの報告や問い合わせの窓口推奨

例文:情報の正確性

当サイトに掲載している情報は、【記事ごとに記載の日付】時点で、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。ただし、情報の正確性、完全性、有用性、最新性を保証するものではありません。

掲載している情報は、予告なく変更・削除することがあります。サービスの内容や料金などの最新情報は、各提供元の公式サイトでご確認ください。

ポイントは、「保証しない」と書くだけでなく、どの時点の情報なのかを示すことです。記事ごとに確認日を書いておけば、読者は情報がどれくらい古いかを自分で判断できます。

例文:損害についての考え方

当サイトの情報を利用したことにより生じた損害について、当サイトは、当サイトの故意または重大な過失による場合を除き、責任を負いかねます。

当サイトの情報は、利用者ご自身の判断の参考としてご利用ください。

「一切の責任を負いません」とだけ書くよりも、「故意または重大な過失による場合を除き」と範囲を限定した方が、法的に無効とされるリスクが小さくなります。閲覧型のサイトで利用者と契約関係がない場合でも、このように書いておくことで、運営者の姿勢が明確になります。

当サイトからリンクやバナーなどによって他のウェブサイトに移動された場合、移動先のサイトで提供される情報、サービス、商品などについて、当サイトは管理する立場になく、その内容について責任を負いかねます。

移動先のサイトでのお取引、会員登録、お問い合わせなどは、各サイトの規約にしたがってご利用ください。

例文:広告

当サイトは、【アフィリエイトプログラム名など】を利用した広告を掲載しています。当サイト内のリンクを経由して商品の購入やサービスへの申込みが行われた場合、当サイトが広告主から報酬を受け取ることがあります。

広告の掲載の有無や報酬の額は、【評価・掲載順位など】には影響しません。【評価方法の説明ページ】で、評価の方法を公開しています。

ステルスマーケティング規制の施行以降、広告であることの明示はより重要になっています。免責事項のページだけでなく、広告を含む記事の冒頭などにも表示しておくと、読者にとって分かりやすくなります。

例文:著作権・引用

当サイトに掲載している文章、画像、表などの著作権は、当サイトまたは正当な権利者に帰属します。

著作権法で認められた引用の範囲を超えて、無断で転載、複製、改変することはご遠慮ください。引用する場合は、出典として当サイト名とURLを明記してください。

著作権法第32条は、公正な慣行に合致し、報道・批評・研究などの目的上正当な範囲内で行われる引用を認めています。一般に、引用部分が明確に区別されていること、自分の文章が主で引用部分が従であること、出典を明示することなどが求められます。

例文:コメント・投稿

当サイトでは、利用者の皆さまからコメントを受け付けています。次のいずれかに該当するコメントは、当サイトの判断で承認せず、または削除することがあります。

  • 特定の個人や団体を誹謗中傷する内容
  • 個人情報を含む内容
  • 法令に違反する内容、または違反を助長する内容
  • 宣伝・勧誘を目的とする内容
  • 記事の内容と関係のない内容

読者の投稿を受け付けるサイトでは、権利侵害の申出があった場合の対応も考えておく必要があります。従来のプロバイダ責任制限法は改正され、2025年4月1日から「情報流通プラットフォーム対処法」として施行されています。大規模なプラットフォーム事業者には削除申出への対応の迅速化などが求められるようになりました。小規模なサイトでも、申出の窓口を示しておくことが望ましいといえます。

例文:改定と連絡先

当サイトは、必要に応じて本免責事項を改定することがあります。改定後の内容は、本ページに掲載した時点から適用されます。

最終改定日:【年月日】

掲載内容の誤りや、お問い合わせは【連絡先】までお願いします。

避けたい書き方

避けたい書き方理由改善の方向
「いかなる場合も一切の責任を負いません」消費者との関係では全部免責として無効となりうる「故意または重大な過失による場合を除き」と限定する
「法令に反しない限り責任を負いません」サルベージ条項として無効となりうる適用範囲を具体的に書く
「当サイトの情報は100%正確です」保証できないことを保証している確認時点と確認方法を示す
「リンク先は安全です」管理していないものの安全性を保証しているリンク先は別の運営者であることを示す
「本免責事項は予告なく変更し、変更後の内容に同意したものとみなします」契約関係がある場合、変更のルールに反するおそれがある改定日を明示し、重要な変更は告知する

情報サイトならではの注意点

比較サイトやレビューサイトなど、特定の商品・サービスを評価する情報サイトでは、一般的なブログより記載すべき項目が増えます。

  • 評価の基準:何を基準に、どのように評価しているのか
  • 確認の方法:公式サイト、利用規約、実際の利用など、情報をどこで確認したのか
  • 確認の時点:いつの時点の情報か
  • 利害関係:評価対象から報酬を受け取っているかどうか
  • 訂正の方針:誤りが見つかった場合にどう対応するのか

これらは、厳密には免責事項ではなく、編集方針として示すべき内容です。ただ、免責事項と合わせて読めるようにしておくと、読者は情報の信頼性を判断しやすくなります。

2. サービス・アプリの利用規約

会員登録や課金を伴うサービス・アプリでは、利用者と運営者の間に契約関係が生じます。利用規約は契約の内容そのものになるため、免責条項だけでなく、サービス全体のルールを網羅的に定める必要があります。

基本構成

条見出し主な内容
第1条適用規約が誰に、どのサービスに適用されるか
第2条定義規約中で使う用語の意味
第3条利用登録登録の方法、登録を承認しない場合
第4条アカウントの管理ID・パスワードの管理責任
第5条料金と支払い料金、支払い方法、返金の扱い
第6条禁止事項利用者がしてはならない行為
第7条サービスの停止・中断メンテナンスや障害時の扱い
第8条利用制限・登録抹消規約違反があった場合の措置
第9条退会退会の方法
第10条保証の否認と免責運営者の責任の範囲
第11条サービス内容の変更・終了サービスを変更・終了する場合の扱い
第12条規約の変更規約を変更する場合の手続き
第13条個人情報の取扱いプライバシーポリシーへの参照
第14条通知運営者と利用者の間の連絡方法
第15条権利義務の譲渡禁止契約上の地位の譲渡の制限
第16条準拠法・裁判管轄適用される法律と紛争時の裁判所

例文:適用と定義

第1条(適用)

1. 本規約は、【運営者名】(以下「当社」といいます。)が提供する【サービス名】(以下「本サービス」といいます。)の利用条件を定めるものです。

2. 利用者は、本規約に同意したうえで本サービスを利用するものとします。

3. 当社が本サービス上で掲載する個別のルールは、本規約の一部を構成するものとします。本規約と個別のルールの内容が異なる場合は、個別のルールに特別の定めがある場合を除き、本規約の定めが優先されます。

利用規約を定型約款として契約内容に組み込むには、利用者が規約に同意するか、規約を契約内容とする旨をあらかじめ表示しておく必要があります。申込み画面に規約へのリンクと同意のチェックボックスを置く方法が一般的です。

例文:禁止事項

第6条(禁止事項)

利用者は、本サービスの利用にあたり、次の行為をしてはなりません。

  • 法令または公序良俗に違反する行為
  • 犯罪行為に関連する行為
  • 当社、他の利用者、または第三者の著作権、商標権、プライバシー権その他の権利を侵害する行為
  • 本サービスのサーバーやネットワークの機能を妨害する行為
  • 不正アクセス、または不正アクセスを試みる行為
  • 他の利用者になりすます行為
  • 1人で複数のアカウントを作成する行為(当社が認める場合を除きます)
  • その他、当社が不適切と合理的に判断する行為

最後の「その他、当社が不適切と判断する行為」という包括条項は多くの規約で使われますが、運営者が自由に解釈できる範囲が広すぎると、消費者契約法第10条などで問題になる可能性があります。「合理的に」といった限定を加え、具体的な禁止事項をできるだけ列挙しておくことが望ましいとされています。

例文:サービスの停止・中断

第7条(サービスの停止・中断)

1. 当社は、次のいずれかに該当する場合、利用者に事前に通知することなく、本サービスの全部または一部の提供を停止または中断することがあります。

  • 本サービスのシステムの保守点検または更新を行う場合
  • 地震、落雷、火災、停電、天災などの不可抗力により、本サービスの提供が困難となった場合
  • 通信回線やコンピュータが事故により停止した場合
  • その他、当社が本サービスの提供が困難と合理的に判断した場合

2. 前項の場合において、当社は、事前に通知することが可能なときは、本サービス上で事前に告知するよう努めます。

例文:保証の否認と免責

サービス・アプリの利用規約で最も慎重に書くべきなのが、この条項です。消費者向けのサービスでは、消費者契約法第8条を踏まえた書き方にする必要があります。

第10条(保証の否認と免責)

1. 当社は、本サービスに事実上または法律上の瑕疵(安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害などを含みます。)がないことを明示的にも黙示的にも保証しておりません。

2. 当社は、当社の債務不履行または不法行為により利用者に生じた損害について、当社に故意または重大な過失がある場合を除き、責任を負いません。ただし、本サービスに関する当社と利用者との間の契約が消費者契約法に定める消費者契約となる場合、この免責規定は適用されません。

3. 前項ただし書に定める場合であっても、当社は、当社の過失(重大な過失を除きます。)による債務不履行または不法行為により利用者に生じた損害のうち、特別な事情から生じた損害(当社または利用者が損害の発生を予見し、または予見し得た場合を含みます。)について一切の責任を負いません。また、当社の過失(重大な過失を除きます。)による債務不履行または不法行為により利用者に生じた損害の賠償は、利用者から当該損害が発生した月に受領した利用料の額を上限とします。

4. 当社は、本サービスに関して、利用者と他の利用者または第三者との間において生じた取引、連絡または紛争などについて、当社に故意または重大な過失がある場合を除き、責任を負いません。

この例文は、多くのサービスで使われている構成をもとに、2023年6月施行の改正に対応するよう「重大な過失を除きます」と明記したものです。第3項の上限額の設定方法はサービスごとに異なります。無料サービスの場合は上限の定め方を別途検討する必要があります。

免責条項のチェックリスト

  • 「一切」「いかなる場合も」が、故意・重過失の場合まで含む書き方になっていないか
  • 責任を制限する部分に、「重大な過失を除く」と明記しているか
  • 「法令の範囲内で」だけに頼っていないか
  • 責任の有無や上限を、当社が一方的に決める書き方になっていないか
  • 消費者向けと事業者向けで、条項を分ける必要がないか

例文:サービス内容の変更と規約の変更

第11条(サービス内容の変更・終了)

当社は、利用者に通知のうえ、本サービスの内容を変更し、または本サービスの提供を終了することができます。本サービスの提供を終了する場合、当社は、【○日】前までに本サービス上で告知します。

第12条(規約の変更)

1. 当社は、次のいずれかに該当する場合、民法第548条の4の規定にもとづき、利用者の個別の同意を得ることなく本規約を変更することがあります。

  • 本規約の変更が、利用者の一般の利益に適合するとき
  • 本規約の変更が、本サービスの利用契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき

2. 当社は、前項による本規約の変更にあたり、変更後の本規約の効力発生日の【○日】前までに、本規約を変更する旨、変更後の内容および効力発生日を、本サービス上に掲示し、または当社が定める方法で利用者に通知します。

「告知期間」は法律で日数が決められているわけではありませんが、利用者に不利な変更ほど、十分な期間を置いて周知することが求められます。有料サービスで料金を値上げする場合などは、利用者が退会を検討できるだけの期間を確保することが望ましいといえます。

例文:準拠法・裁判管轄

第16条(準拠法・裁判管轄)

1. 本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。

2. 本サービスに関して紛争が生じた場合には、【○○地方裁判所】を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

消費者との契約で、事業者の所在地の裁判所を専属的な管轄とする条項は、民事訴訟法の規定によって効力が制限される場合があります。消費者向けのサービスでは、この点にも注意が必要です。

アプリならではの追加項目

スマートフォンアプリでは、アプリストアの規約や端末の機能との関係で、追加の条項が必要になることがあります。

項目内容
対応環境対応するOSのバージョン、推奨端末
アプリ内課金購入した有料アイテムの扱い、返金の可否、有効期限
アプリストアとの関係決済はアプリストアの規約にしたがうこと
端末の権限位置情報、カメラ、通知などの利用目的
データの取扱い端末に保存されるデータ、機種変更時の引継ぎ方法
アップデートアップデートしないと利用できなくなる場合があること

有料アイテム・前払い式の残高

アプリ内で使う有料のコインやポイントなどは、その性質によっては資金決済に関する法律(資金決済法)の「前払式支払手段」にあたる場合があります。該当する場合には、発行者に表示義務や届出・登録などの義務が生じることがあります。

  • 利用規約に、有料アイテムの有効期限や払戻しの扱いを明記する
  • サービス終了時の扱いを定める(前払式支払手段にあたる場合、サービス終了時に原則として払戻しが必要となる規定があります)
  • 無償で付与したポイントと有償で購入したポイントを区別する

規約の見せ方

規約の内容が適切でも、利用者が見られる状態になっていなければ、契約内容として認められない、あるいは十分な説明がなかったと判断されるおそれがあります。

  • 登録画面や購入画面から、規約に1クリックでアクセスできるようにする
  • 同意のチェックボックスと規約へのリンクを近い位置に置く
  • 重要な条項(料金、自動更新、解約方法、免責)は、規約本文以外でも要点を示す
  • 改定履歴を残し、いつ何が変わったかを分かるようにする
  • スマートフォンでも読みやすい文字サイズとレイアウトにする

オンラインカジノの利用規約を読むときの確認ポイント

ここまでは、免責事項や利用規約を「作る側」の視点で説明してきました。ここからは、オンラインカジノの利用規約を「読む側」の視点で、確認しておきたいポイントを整理します。当サイトは各ブランドの利用規約を確認して情報を掲載していますが、最終的にご自身で規約を読むことが、トラブルを防ぐ最も確実な方法です。

前提

  • オンラインカジノの利用規約は、各運営事業者が定めるものです。当サイトの免責事項や利用規約ではありません。
  • 多くの場合、外国法が準拠法とされ、紛争解決の場も海外とされています。
  • 規約は予告なく変更されることがあります。登録前だけでなく、入金前・ボーナス受取前・出金申請前にも確認することをおすすめします。

オンラインカジノの規約の主な構成

オンラインカジノの規約は、一般的に複数の文書に分かれています。どの文書に何が書かれているかを把握しておくと、必要な情報を探しやすくなります。

文書主な内容
一般利用規約アカウント、入出金、禁止事項、アカウント閉鎖、免責、準拠法など
ボーナス規約ボーナス全般に共通するルール(賭け条件、上限ベット、対象ゲームなど)
個別プロモーションの規約キャンペーンごとの条件
プライバシーポリシー個人情報の取扱い
責任あるギャンブルのポリシー入金制限、自己除外などのツールの説明
本人確認(KYC)ポリシー求められる書類、確認の手順
苦情処理の手続き苦情の申立て方法、外部の紛争解決機関

アカウントに関する条項

アカウントの開設と維持に関する条項は、後になって「出金できない」というトラブルにつながりやすい部分です。

  • 受け入れ対象国:日本の居住者を受け入れているか、制限国(Restricted Countries)のリストに含まれていないか
  • 年齢の条件:登録可能な年齢
  • アカウントの数:1人・1世帯・1IPアドレス・1端末あたりのアカウント数の制限
  • 登録情報の正確性:氏名、住所、生年月日などが本人確認書類と一致している必要があること
  • 休眠アカウント:一定期間ログインがない場合の手数料や残高の扱い

とくに注意したいのは、登録情報と本人確認書類の不一致です。登録時に入力した情報が書類と異なると、出金申請時の本人確認で手続きが止まることがあります。

入出金に関する条項

確認項目見るべきポイント
入金方法・出金方法入金に使った方法で出金しなければならない、といったルールの有無
手数料入金・出金それぞれの手数料、為替手数料の扱い
最低額・上限額1回あたり、1日・1週間・1か月あたりの出金上限
処理時間出金申請から承認・着金までの目安
出金前の条件入金額を一定回数賭ける必要があるかどうか
出金の取消し申請中の出金を利用者が取り消せるか、保留期間の有無
通貨口座の通貨、両替が発生するかどうか

当サイトでは、各ブランドについて確認時点の条件を掲載していますが、手数料や出金上限は変更されることがあります。具体的な数値は、ご利用前に必ず公式サイトの最新の規約でご確認ください。

ボーナスに関する条項

ボーナスに関する条件は、オンラインカジノの規約の中でも特に細かく、誤解が生じやすい部分です。

  • 賭け条件(出金条件):ボーナス額だけが対象か、入金額とボーナス額の合計が対象か
  • 有効期限:ボーナスを受け取ってから条件を満たすまでの期限
  • 上限ベット額:ボーナス利用中に1回あたり賭けられる金額の上限
  • ゲームごとの寄与率:ゲームの種類によって、賭け条件の消化にカウントされる割合が異なるか
  • 対象外ゲーム:ボーナス利用中にプレイできない、またはカウントされないゲーム
  • 出金上限:ボーナスから得た勝利金に、出金できる上限があるか
  • ボーナスの放棄:途中でボーナスを放棄できるか、その場合に残高がどうなるか
  • 受取りの任意性:ボーナスの受取りを辞退できるか

ボーナス規約に違反したと判断されると、ボーナスとそれによって得た勝利金が没収される条項が置かれていることが一般的です。上限ベット額の超過など、意図せずに違反してしまうケースもあるため、受け取る前に確認することが重要です。

アカウントの制限・閉鎖に関する条項

多くのオンラインカジノの規約には、事業者がアカウントを制限・停止・閉鎖できる場合が定められています。

主な理由確認したいこと
規約違反どのような行為が違反とされるか
複数アカウント家族や同居人のアカウントも対象になるか
ボーナスの不正利用「ボーナス・アビューズ」の定義がどこまで広いか
本人確認の未完了期限内に書類を提出しなかった場合の扱い
制限国からのアクセス受け入れ対象外の地域からの利用が判明した場合の扱い
事業者の裁量理由を示さずに閉鎖できる条項があるか、その場合に残高がどう扱われるか

事業者の裁量で閉鎖できる条項がある場合でも、閉鎖時に残高がどう扱われるかは規約によって異なります。「入金残高は返金する」のか、「ボーナス由来の残高は没収する」のかなど、具体的な扱いを確認しておきましょう。

カジノ側の免責条項

オンラインカジノの規約にも、事業者側の免責条項が置かれています。代表的なものは次のとおりです。

  • システムの不具合やゲームの誤作動があった場合、その間のゲーム結果を無効とする条項
  • 明らかな誤り(オッズの誤表示など)による取引を無効とする条項
  • 通信障害や利用者側の端末の問題による損害について責任を負わない条項
  • 第三者のゲーム提供会社のソフトウェアに起因する問題についての扱い

「誤作動があった場合は、すべての支払いとプレイを無効とする」といった条項は、利用者に不利に働く場合があります。こうした条項が日本の消費者保護の観点からどう評価されるかは別として、海外の事業者との間で実際に争うのは容易ではありません。登録前に、どのような免責条項があるかを把握しておくことが現実的な自衛策です。

苦情処理と紛争解決

規約には、トラブルが起きたときの申立ての手順が書かれています。

  • まず事業者のカスタマーサポートに申し立てる
  • 解決しない場合、事業者の苦情処理担当部署に正式な苦情を申し立てる
  • それでも解決しない場合、規約に記載された外部の紛争解決機関やライセンス発行機関に申し立てる

外部の紛争解決機関の有無や手続きは、各ブランドが取得しているライセンスによって異なります。どのライセンスのもとで運営されているかは、当サイトの各ブランドの情報で確認できるほか、通常は公式サイトのフッターに記載されています。

トラブルに備えて記録しておきたいもの

  • 登録日、入金・出金の日時と金額
  • 受け取ったボーナスの名称と、その時点の規約(画面キャプチャ)
  • カスタマーサポートとのやり取り(チャットの記録、メール)
  • エラー画面やゲーム履歴の画面キャプチャ

規約の言語

日本語の規約が用意されていても、規約の中で「英語版と他言語版の内容が異なる場合は英語版が優先する」と定められていることがよくあります。日本語訳が不正確な場合、利用者が日本語版を信じて行動しても、英語版の内容が適用される可能性があります。

  • 規約に言語の優先順位についての条項があるか確認する
  • 重要な条項(ボーナス条件、出金条件、アカウント閉鎖)は、優先される言語の原文も確認する
  • 日本語版と原文で内容が異なることに気づいた場合は、カスタマーサポートに確認し、記録を残す

情報の種類ごとの注意点

当サイトが掲載している情報は、性質によって変わりやすさや確認の方法が異なります。ここでは、情報の種類(カテゴリー)ごとに、利用者が特に注意すべき点をまとめます。

情報の種類と変わりやすさ

情報の種類変わりやすさ確認先
ボーナス・キャンペーン非常に変わりやすい公式サイトのプロモーションページと個別規約
入出金の方法・手数料・上限変わりやすい公式サイトの入出金ページと一般利用規約
受け入れ対象国変わることがある一般利用規約の制限国リスト
ライセンス比較的変わりにくいが、更新・変更・失効がありうる公式サイトのフッター、ライセンス発行機関の公開情報
提供ゲーム追加・削除がある公式サイトのゲームロビー
サポート体制変わることがある公式サイトのお問い合わせページ
責任あるギャンブルのツール比較的変わりにくい公式サイトの責任あるギャンブルのページ

ボーナス・キャンペーン情報

ボーナスの内容は、オンラインカジノの情報の中で最も変わりやすいものです。期間限定のキャンペーンや、登録経路によって条件が異なる場合もあります。

  • 当サイトに掲載している内容と、公式サイトに表示される内容が異なる場合は、公式サイトの内容が適用されます。
  • 同じブランドでも、居住国や登録時期によって受け取れるボーナスが異なることがあります。
  • ボーナスを受け取るかどうかは任意であることが一般的です。条件が自分に合わない場合は、受け取らない選択肢もあります。

入出金情報

入出金の方法は、決済サービス側の事情によっても変わります。決済サービスが日本居住者向けの提供を停止したり、手数料体系を変更したりすることがあるためです。

  • 入金できた方法で、必ずしも出金できるとは限りません。
  • 出金には本人確認の完了が条件とされていることが一般的です。
  • 決済サービスの利用には、そのサービス自体の利用規約が適用されます。

ライセンス情報

当サイトでは、各ブランドがどのライセンスのもとで運営されているかを、確認時点の情報として掲載しています。ライセンスの記載は、各国・地域の規制当局による監督を受けていることを示すもので、日本国内での利用の合法性を示すものではありません。

  • ライセンス番号が記載されている場合は、発行機関の公開情報で照合できることがあります。
  • ライセンスは更新、変更、取消しが行われることがあります。
  • ライセンスの種類によって、利用者保護の仕組みや苦情処理の手続きは異なります。

評価・レビュー情報

当サイトの評価は、編集方針と評価基準のページで公開している基準にもとづいています。評価は確認時点のものであり、その後の変更を反映していない場合があります。

  • 評価は、特定のブランドの利用を保証または推奨するものではありません。
  • 評価の高さは、勝てることや損をしないことを意味しません。
  • 評価の根拠となった情報は、できる限り本文中に示しています。

ゲームのルール・解説情報

ゲームのルールや仕組みの解説は、一般的な内容を説明したものです。同じ名前のゲームでも、提供会社やテーブルによって細かなルールや配当が異なることがあります。

  • 実際のルールや配当は、各ゲームの画面内の説明(ヘルプ、ペイテーブル)でご確認ください。
  • ゲームの理論上の還元率は長期的な平均であり、個々のプレイの結果を予測するものではありません。
  • いわゆる「必勝法」は存在しません。ギャンブルの結果は偶然に左右されます。

トピックス:規約・表示に関する主な法改正

免責事項や利用規約、広告表示に関係する主な法律の施行・改正を、時系列で整理します。運営者として規約を見直す際の確認材料として、また利用者として規約を読む際の背景知識としてご利用ください。

年表

時期法律主な内容
2001年4月1日消費者契約法 施行不当な勧誘による契約の取消し、不当条項の無効などを定める
2007年6月消費者団体訴訟制度 開始適格消費者団体による差止請求が可能に
2019年6月15日改正消費者契約法 施行事業者に責任の有無を決める権限を与える条項などを無効の対象に追加
2020年4月1日改正民法 施行定型約款に関する規定を新設
2022年4月1日改正民法(成年年齢)施行成年年齢を20歳から18歳に引き下げ
2022年4月1日改正個人情報保護法 全面施行個人の権利の拡充、事業者の責務の追加など
2023年6月1日改正消費者契約法 施行いわゆるサルベージ条項の無効(第8条第3項)など
2023年10月1日景品表示法にもとづく告示 施行ステルスマーケティングを不当表示として規制
2024年10月1日改正景品表示法 施行確約手続の導入、課徴金制度の見直しなど
2025年4月1日情報流通プラットフォーム対処法 施行プロバイダ責任制限法を改正・改称。大規模プラットフォーム事業者に対応の迅速化などを義務づけ
2026年1月1日中小受託取引適正化法 施行下請法を改正・改称し、対象取引や規制内容を見直し

サルベージ条項の無効化による影響

2023年6月の改正以降、多くのウェブサービスが利用規約を見直しました。とくに「法令上許される最大限の範囲で」といった表現を含む免責条項は、見直しの対象になりました。

  • 運営者側:「重大な過失を除く」という限定を明記する形への書き換え
  • 利用者側:規約を読めば、どこまで責任を追及できるかが分かりやすくなった
  • 海外サービス:英語の規約を翻訳しただけの日本語版では、この改正に対応していないことがある

ステマ規制による影響

2023年10月のステルスマーケティング規制の施行により、広告であることを明示する動きが広がりました。規制の対象は広告主ですが、広告を掲載する側のメディアやアフィリエイトサイトも、広告主からの要請や自主的な対応として表示を見直しています。

  • 記事の冒頭に「広告を含みます」「PR」などの表示を置く
  • アフィリエイトリンクの近くに広告であることを示す
  • 報酬と評価の関係を説明するページを設ける

当サイトでも、広告を含むことと、報酬額を評価の配点に含めていないことを明示しています。

海外サービスの規約と日本の法律

日本の法改正は、日本国内の事業者には直接適用されますが、海外の事業者の規約にどこまで反映されるかは別の問題です。海外の事業者が日本語版の規約を用意していても、内容は運営拠点の法律やライセンスの条件にもとづいて作られていることが一般的です。

利用者として知っておきたいこと

  • 日本の法改正が、海外事業者の規約に自動的に反映されるわけではありません。
  • 日本の消費者保護の規定を主張できる場面があっても、実際の救済には時間と費用がかかります。
  • 規約の内容に納得できない場合は、利用しないという選択肢があります。

このページとあわせて確認したいページ・窓口

免責事項・利用規約に関連して、あわせて確認しておくと役立つ当サイト内のページと、公的な相談窓口を案内します。

当サイト内のページ

ページ確認できる内容こんな方に
編集方針と評価基準評価の採点方法、収益の扱い、情報の確認方法当サイトの評価がどのように決まっているかを知りたい方
責任あるギャンブルギャンブルとの付き合い方、相談先の情報ご自身やご家族のギャンブルとの付き合い方が気になる方

よく参照される項目

このページの中で、読者の方から特によく参照される項目は次のとおりです。

  • 当サイトの情報の位置づけ(当サイトが何をしていて、何をしていないか)
  • 法的な位置づけについて(当サイトが合法性を断定しない理由)
  • アフィリエイトについて(報酬と評価の関係)
  • オンラインカジノの利用規約を読むときの確認ポイント(このページ内)
  • 情報の種類ごとの注意点(このページ内)

公的な相談窓口

契約トラブルや法律問題、ギャンブルに関する悩みについては、次のような公的な窓口があります。いずれも当サイトとは関係のない独立した機関です。

窓口内容連絡方法
消費者ホットライン商品・サービスの契約トラブルなどについて、身近な消費生活センターや消費生活相談窓口を案内電話番号「188」(いやや)
国民生活センター消費生活に関する情報提供、相談の受付公式ウェブサイトで案内
法テラス(日本司法支援センター)法的トラブルの解決に役立つ制度や相談窓口の案内サポートダイヤル 0570-078374
精神保健福祉センターギャンブル依存に関する相談(本人・家族)各都道府県・政令指定都市のウェブサイトで案内

相談する前に準備しておくとよいもの

  • トラブルが起きたサービスの名称と、公式サイトのURL
  • いつ、何が起きたかの時系列のメモ
  • 入出金の記録、事業者とのやり取りの記録
  • 関係する規約の画面キャプチャ(問題が起きた時点のもの)

情報の誤りを見つけた場合

当サイトの掲載情報が実態と異なることに気づいた場合は、運営者情報に記載の連絡先までお知らせください。お知らせいただく際は、次の情報を添えていただくと確認がスムーズです。

  • 該当するページと箇所
  • 実態と異なると思われる内容
  • 確認された日付と、確認先(公式サイトのどのページかなど)

いただいた情報は、公式サイトや利用規約で事実関係を確認したうえで、必要に応じて記事に反映します。各カジノのアカウントや入出金に関する個別のお問い合わせには、当サイトでは対応できません。各カジノの窓口へお問い合わせください。